プログラミング教育
ITスキルの高い人?
「ITスキルの高い人」とは、Word や Excel を使いこなすことができる人でしょうか?
「ITスキルの高い人」とは、他人が作ったソフトウェアを使いこなす人ではありません。自分でソフトウェアを作ることのできる人です。コンピューターに思い通りに指示し、動かすことのできる人です。
誰もが当たり前にプログラムを書く時代に
パソコンやスマートフォン・タブレット端末がこれほどまでに普及した現代では、コンピューターは、紙と鉛筆と同様に身近なものです。紙と鉛筆を使うように当たり前にプログラムを書かなければならない時代がきているのです。
習うより慣れろ
私共は、プログラミングを始める、「最初の一歩のお手伝い」をしています。最初の一歩が大事です。最初にうまく踏み出せて、興味が継続するならば、その後は、習うより慣れろ、です。
「最初の一歩のお手伝い」にこだわる理由、それは、プログラミングは「人から教わってはいけない」「人に教えてはいけない」性質のものだからです。これは車の運転と一緒で、自分で躓き解決するなかで覚えていくしかないものなのです。プログラミングスクールに通えば、覚えられるというものではないのです。
プログラミング能力は、遭遇したトラブルの数に比例する言ってよいでしょう。プログラマーは無意識のうちに、過去に自分が直面した同じトラブルを避ける、ということをやっています。そのため、習うより慣れることが重要です。自分で仕様を決め、自分で作り、自分で壁を乗り越えることで、自身の経験としてノウハウが蓄積され、次にその壁に遭遇したとき、それは壁ではなくなります。これを繰り返すことで、スラスラとプログラムが書けるようになります。